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幸町IVFクリニック

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個々の患者様に合った治療戦略

幸町IVFクリニックでは、できるだけ過剰医療を避け、かつ最大限の成果を得られる医療を提供したいと考えています。そのために診察室では画一的な治療は行わず、個々の患者さんの病態を事前に把握した上で、治療内容や検査の選択、卵巣刺激法、サプリメント等の補充など、患者さん毎に丁寧に治療戦略を検討しています。

 
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最小限の施行で高い受精卵獲得率(93%)

培養室では、次世代への影響を常に念頭にプロトコールを設計しています。
特に生殖技術の乱用は過剰医療と考え、幸町IVFクリニックでは顕微授精は必要な方にのみ施行し、かつ確実な受精率を維持するためにレスキューICSIを積極的に行っています。
レスキューICSIは、体外受精で受精の反応が全く起きない場合に追加で顕微授精を行う方法で、当院では卵1個単位でレスキューICSIの施行を検討するため、卵が採取出来た場合、40歳未満の方で約93%の方が正常受精卵を得ることができ、受精に伴う不安を解消しています。

精度の高い培養環境 タイムラプスモニタリングシステム

胚(受精後の卵)はタイムラプスモニタリングシステムを搭載した専用のインキュベーターで培養・動態観察しています。
タイムラプスモニタリングシステムにより観察時の胚にかかる負荷を最小限に抑え、胚の発育状況を正確に把握し、また個々の治療背景に応じて胚移植や胚凍結のステージを患者さん毎に検討しています。

タイムラプスモニタリングシステム

MatTek社のメディカルグレードのディッシュをご利用になられるまで、なにか課題を抱えていましたか?

ガラスボトムディッシュは異素材同士の接着が必須ですが、既存品の導入当時は接着剤やコーティング等の安全面について明示している製品がありませんでした。
既存品はガラス面が大きく、顕微操作の際に展開面積が広いことは便利でしたが、一方で中心から同心円状に距離が大きくなるのに伴いガラスのゆがみ(ソリ)が生じ、卵が配置されている場所(中心に近いのか、外側に近いのか)によっては顕微鏡のピントの調整が毎回必要でした。
 

MatTek社のメディカルグレードのディッシュを知ったきっかけ教えてください。

これまで使用していたメーカーのものが輸入元の事情で入手困難になり、他製品を検討する必要が生じました。
これまではSpindle View(現Oosight)を導入する際に、代理店から紹介された製品の中から選択、使用していました。新たな消耗品を選定する場合、通常は安全性とコスト、安定供給の可否等を前提に代理店にいくつかのメーカーをピックアップしてもらってサンプルを取り寄せますが、今回はコロナの影響で社会全体が動いておらず、自力でガラスメーカー等のホームページやカタログで情報を収集し、御社のホームページを拝見しました。

数ある製品の中からMatTek社のメディカルグレードディッシュをお選びになられた理由をお聞かせ下さい。

生殖医療がこれだけメジャーになっているにも関わらず、胚に触れるものに国内の正式な基準がないことには日頃から危惧しています。同様の製品で研究仕様のものは多々ありますが、胚への安全性の観点から製作され、かつ試験結果の詳細を明示している製品は皆無に近いと思います。当院では患者さん自身ではケアできない部分の安全性をできるだけ保証できる医療を提供したいと考えており、こういったデータを公表するMatTek社の姿勢に共感しました。

 

MatTek社製品を実際にご使用になられて、以前抱えていた課題は解決しましたか?また、ご評価いただける点があればお聞かせ下さい。

「安全性を意識した製品を使用する」ということが、実際に患者さんにもたらす安全性はもちろん、当施設のスタッフ自身の意識の向上につながっていると感じています。こういった製品があることによって、新たに製品を検討する際にどういった点を検討しなければならないのか、どうしてそれが必要なことなのかといったことを教育しやすくなります。
MatTeK社のガラスボトムディッシュは、展開面積はやや狭くなるものの、かなり薄いガラスにもかかわらずソリもなく、また、ガラスのノイズが低減され作業効率が良くなりました。

 

院長 雀部 豊 先生

saiwaicho_doctor_photo.jpg 幸町IVFクリニック

院長 雀部 豊 先生

 



  • 医学博士
  • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
  • 日本生殖医学会 生殖医療専門医
  • 日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医


【略歴】
 1989年 東邦大学医学部卒業  同大第1産婦人科へ入局
 1993年 東邦大学大学院医学研究科(外科系・産婦人科学専攻)修了、医学博士
 1994年 アメリカへ留学、着床前診断の研究を行う
   Reproductive Genetics Institute, Illinois Medical Center, Chicago, IL, USA
   Advanced Institute of Fertility, Arlington Heights, IL, USA
 1996年 東邦大学医学部第1産婦人科へ帰局
 2002年 幸町産婦人科診療所 副院長
 2011年 幸町IVFクリニック 院長

 

取材を通じて

この度は新型コロナウイルス感染拡大の観点から、幸町IVFクリニック様をご訪問することが出来ず、とても残念でした。
ホームページを拝見させていただき、一番心を打たれたのは「お預かりしている精子や卵子も細胞ではなく、ご夫婦の小さな赤ちゃんであることを強く実感することができています。」という培養室の声でした。
患者様にとってここまで大切に思って扱ってもらえることはとてもありがたい幸せなことだと思います。
また、「妊娠がゴールとは考えていません。安全に出産でき、さらにその赤ちゃんが大人になってから生殖医療による影響が指摘されるようなことが起きないようにしたいと考えています。」と安全性への意識・追求は出産後にまで及びます。
その幸町IVFクリニック様の理念が安全性を重視して開発されたMatTek社のメディカルグレードディッシュと重なると思いました。

今回、培養室長の雀部宗代様にはご多忙中にも拘らず、親切丁寧にご対応いただきました。
厚く御礼を申し上げます。


クリニック情報

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所在地 〒183-0055 東京都府中市府中町1-18-17 
コンテント府中 1F・2F
院長 雀部 豊
創立 2011年
URL https://www.saiwaicho.com/
導入製品 P50G-0-30-F.I

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